「死から生を見つめ直す」講話
in公益大
10月31日(月)、東北公益文科大学にて当法人瀬尾メンタルクリニック院長瀬尾東伸(せおひでのぶ)医師による講話がありました。『死から生を見つめ直す』をテーマに、大学1年生から4年生の他一般市民の方々も聴講し、約80名の方々が参加されました。生や死のイメージを参加者個人が考え、そのイメージを皆で共有した後、近代ホスピスの生みの親と言われるD.C.ソンダースが提唱した『全人的苦痛(トータルペイン)』の概念の説明、そして聴講した皆で生きるとは何かを考え、その意見を共有しました。『生』にしても『死』にしても、前向きな意見もあれば悲観的な意見もありましたが、参加者それぞれの死生観があることを再認識しました。
講話の最後に瀬尾医師が「生きることを謳歌し輝ける生をもたらすために、良い死生観を各々獲得してほしいと願っています」とコメントした言葉が印象に残り、『生』を大切に生きていきたい、明日葉を利用してくださる皆様方やご利用者様を支えてくださっている皆様の『生』を大切にしたいと再認識出来た講話でした。講話は約一時間半でしたが、参加者の皆様が熱い心で語り合いお互いを認め合うことが出来た貴重な時間になりました。