謹んで新春の ご挨拶を申し上げます |
新年明けましておめでとうございます。昨年中は皆様方より多大なるご支援・ご協力を賜り心より御礼申し上げます。昨年は全国的に自然災害の多い年でございました。幸い庄内地方は大きな災害もなく、改めて自然豊かで住みやすいところだと感謝しております。新年を迎える度に、月日の流れの速さに驚くと同時に何の進歩もしていない自身に気付かされ、今年こそは一つでも人間として成長したいものだと心を新たにしているところです。
日本では年々高齢者が増加し生産人口が減少し、社会保障費の増加が話題になり、まるで高齢者が社会の発展を阻害しているかのような論調には如何なものかと憂慮しております。
現在、ご高齢の方も皆様最初は玉のような赤ちゃんでした。全ての人は平等に五十年経てば五十歳年をとります。高度成長期には日本中が豊かでした。その時代も含め一生懸命働き、税金や保険料を納めてきた人達もやがて老いていけば社会保障が必要になる事は確定していたはずなのに、何の対策もとってこなかった事の方が問題ではないでしょうか。
前期・後期高齢者に分けられても世間の冷たい視線に負けず、今こそ人生の先輩として知恵を出し合い若い人の模範となるように堂々として生きていく時ではないでしょうか。医療・介護の現場は逆境の中にあります。その中で私たちが果たすべき役割を再認識し、皆様に安心というサービスを提供していきたいと考えております。如何なる時代にありましょうとも医療・福祉の原点を忘れる事なく法人一丸となりその役割を果たしていく所存でございます。本年も気持ちを新たに、地域医療・福祉に貢献できますよう努めてまいります。昨年同様どうかご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。今年も皆々様にとりまして、良いお年でありますよう心よりお祈り申し上げます。 施設長